米国Decatur City Council所有土地の地役権をADMのCO2貯留サイトへ付与

2023年04月07日

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米国Alabama州のDecatur City Councilは、ADMがCO2貯留を拡大するためにDecatur Cityが所有する土地の利用を認める地役権を付与したことを明らかにしました。ADMは、CO2の貯留のために1エーカーあたり450ドルを支払うことに同意したとしています。

ADMは10年間にわたり主に自社所有の土地でCCSに取り組んできており、USEPAから唯一のUICクラスVIのCO2圧入許可を保持しています。今回はDecatur Cityが所有する土地にCO2貯留サイトを拡大するものであり、Decatur City CouncilはCCSコンサルタントであるInteraに追加分析を依頼しています。Interaは、連邦政府によるADMのCCSの評価と監督を裏付ける結論を示し、このCO2貯留の拡大によるリスクは非常に低いとする評価結果を示したようです。

この他にも、Decatur CityにおけるCCS実施に関心を示す複数の企業から既に連絡を受けていることも明らかにしています。

詳細は以下をご覧ください。

Decatur City Councilによるプレスリリース

https://decaturil.gov/wp-content/uploads/2023/03/City-Council-highlights-release-3-20-23.pdf

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https://newschannel20.com/amp/news/local/adm-to-expand-carbon-capture-sequestration-underneath-decatur