カナダ政府、Heidelberg Materialsによるセメント業界初のフルスケールCCS施設建設を支援
2023年04月17日
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Heidelberg Materialsとカナダ政府は、Heidelberg Materialsが開発するセメント業界初のフルスケールCCS施設をカナダ政府が支援する覚書（MoU）締結を公表しました。これは、カナダ政府が当該施設の建設費用に資金を提供することを約束するものです。Alberta州のEdmontonにあるHeidelberg Materialsのセメント工場の一部に年間100万トン以上のCO2を回収する施設を建設予定であり、2026年後半までに稼働する計画となっています。
今回カナダのEdmontonで建設される予定の施設のCO2回収率は最大95%と予想され、こちらは世界初のフルスケールのカーボンニュートラルセメント工場となるとしています。
なお、同社は、2024 年にはノルウェーのBrevikにあるセメント工場で世界初の産業規模のCO2回収プラントを稼働させる計画となっていますが、この施設のCO2回収率は50%となっています。
詳細は以下をご覧ください。
Heidelberg Materialsによるプレスリリース
https://www.heidelbergmaterials.com/en/pr-2023-04-06