欧州委員会、産業界のカーボンマネジメント戦略提案に向けCall for Evidence開始
2023年06月13日
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欧州委員会はIndustrial carbon management – carbon capture, utilisation and storage deployment に関するCall for Evidence（根拠に基づく情報提供の照会）を開始しました。このCall for Evidenceは、欧州委員会が2030年までに産業界のカーボンマネジメントに関するEU戦略を提案するために実施されるもので、この戦略には以下のような要素が含まれるとしています。
- リスクを軽減し、産業向けカーボンマネジメント技術のための市場への投資を適切に導くために、2040年と2050年の貯留インフラストラクチャ目標を提案すること
- 第三者によるアクセス、CO2品質に関する基準、行政監督、長期インフラ計画を含む、新たなCO2輸送・貯留インフラストラクチャに対する規制上のニーズを特定すること
- EUの気候変動政策における炭素除去産業の役割を調査すること
- 長期的な脱炭素化とCO2利用のための技術への民間投資を活用する産業カーボンマネジメントプロジェクトへのEUと加盟国の協調的な資金提供を模索すること
- 産業イニシアチブの役割を模索すること
- 市場開発のマイルストーンを設定すること
- ヨーロッパにおける産業界のカーボンマネジメント展開を促進する可能性のある他の措置を検討すること
- 産業向けカーボンマネジメントの普及啓発（public awareness）に関する問題を調査すること
詳細は以下をご覧ください。
EUのCall for Evidence “Industrial carbon management – carbon capture, utilisation and storage deployment”
https://ec.europa.eu/info/law/better-regulation/have-your-say/initiatives/13848-Industrial-carbon-management-carbon-capture-utilisation-and-storage-deployment_en