YaraとBASF、CO2回収を伴うブルーアンモニア製造施設の実現可能性調査を共同実施
2023年07月11日
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BASFとYara Clean Ammoniaは、米国メキシコ湾岸地域でCO2回収を伴う大規模低炭素ブルーアンモニア製造施設の開発・建設を目的とした共同研究で協力しており、両社はブルーアンモニアの総生産能力が年間120~140万トンとなるプラントの実現可能性調査を共同実施することを発表しました。この実現可能性調査は2023年末までに完了予定としています。
今回の検討では、ブルーアンモニアの生産プロセスで発生するCO2の約95パーセントを回収し、地中貯留することを目指しています。
長年にわたりBASFとYaraは協力パートナーであり、Texas州FreeportにあるBASFの敷地において大規模なアンモニアプラントの共同運営に成功しています。 両社は、低炭素ブルーアンモニア製造施設の実現可能性調査を2023年末までに完了する予定です。
詳細は以下をご覧ください。
BASFによるプレスリリース
https://www.basf.com/global/en/media/news-releases/2023/06/p-23-255.html
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https://www.offshore-energy.biz/yara-and-basf-to-work-on-low-carbon-blue-ammonia-project-in-u-s/