丸紅、Bison Low Carbon Venturesが開発するカナダ・アルバータ州のCCS事業へ参画
2023年08月01日
丸紅は、カナダAlberta州においてCCS事業を開発中のBison Low Carbon Venturesと株式引受契約を締結し、Bison Low Carbon Venturesが主導するCCS事業の一つであるMeadowbrook CCSプロジェクトに参画することを明らかにしました。
Meadowbrook CCSプロジェクトはAlberta州Edmonston近郊に位置する大規模商用CCSの計画で、最終的には複数の排出源から年間300万トンのCO2貯留が想定されています。2023年後半から詳細な地質評価作業を開始し、2024年末から段階的に貯留能力を拡張していく計画であり、カナダで日本企業が商用化を目指す初めてのCCS事業としています。さらに、カナダ及びAlberta州の2050年カーボンニュートラル目標の実現やブルー水素・アンモニア製造などの新規産業の創出による経済発展・雇用創出に寄与するとしています。
なお、同プロジェクトは2022年3月にカナダAlberta州政府から官民共同で適合性を評価するプロジェクトの一つに選定されています。適合性評価の結果、実施可能と判断された場合にはCO2貯留権を得る契約を結ぶことができるプロジェクトとして承認されます。
また丸紅は、2022年6月に豪州QLD州におけるGLENCOREのCTSCo CCSプロジェクトにも参画しています。
詳細は以下をご覧ください。
丸紅によるプレスリリース