オランダ枢密院、Porthosプロジェクト建設工事の窒素化合物の影響は限定的と結論

2023年09月01日

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オランダの最高諮問機関である枢密院(Council of State)は、同国におけるCCSプロジェクトPorthosの生態系影響評価に基づき、同プロジェクトの建設による周辺の自然区域に対する窒素化合物の影響は大きくない(限定的かつ一時的)と結論付けたことを明らかにしました。これにより、Porthosプロジェクトの開発継続が認められることになります。今後数週間以内には、最終投資決定が下される見込みであり、2024年の建設開始を目指しています。

Porthosプロジェクトは、オランダにおける建設工事に対する窒素規制免除が白紙となったことの影響を受け、プロジェクトの建設工事による窒素排出の影響の再評価が求められていました。

詳細は以下をご覧ください。

Porthosプレスリリース
https://www.porthosco2.nl/en/porthos-highly-satisfied-with-green-light-from-council-of-state-for-co2-storage/

関連ニュース
https://www.reuters.com/sustainability/construction-major-dutch-carbon-storage-project-can-continue-high-court-2023-08-16/