米国DOE、CO2輸送インフラ拡張に5億ドル規模の資金提供プログラム発表

2023年09月13日

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米国DOEのOffice of Fossil Energy and Carbon Management(FECM)は、CO2輸送インフラに資金を提供する「Carbon Dioxide (CO2) Transportation Infrastructure Finance and Innovation (CIFIA) Future Growth Grants program」のNotice of Intent(NOI)を発表しました。

米国では既に、トラック、貨物、パイプラインなどの手段を合わせたCO2輸送システムを通じて年間約6,000万トンのCO2を輸送しています。米国のCO2回収プロジェクトは2030年までに年間6,500万トン、2035年までに年間2億5,000万トン、2040年までに年間4億5,000万トンの CO2を回収して貯留すると予測されており、今後10年間でCO2を輸送するためのインフラを大幅に拡張する必要があるとしています。

プレスリリースには明記されていませんが、今回発表されたCIFIA Future Growth Grantsプログラムを通じた資金提供は5億ドルの計画という情報があります。

詳細は以下をご覧ください。

US DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/fecm/articles/doe-announces-intent-fund-buildout-carbon-dioxide-transportation-system-support

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https://carboncredits.com/doe-to-grant-500m-to-new-carbon-transport-infrastructure/