米国Milestone Carbon、Midland Basin南西部にCO2貯留ハブの開発計画

2023年10月17日

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Milestone Environmental Servicesの子会社であり、産業向けのCO2貯留を開発するMilestone Carbonは、Midland Basin南西部にCO2貯留ハブを開発することを発表しました。
この発表に伴い、Milestone Carbonは以下のことも明らかにしました。

・CO2貯留を目的として、Upton CountyとMidland Countyの10,000エーカーを超える土地と孔隙空間に対する権利を取得したこと。
・Milestone CarbonはTexas Railroad CommissionからUICプログラムのClass II圧入井の許可を取得したこと。これにより、地元の天然ガス処理業者からのCO2貯留が可能になるとしており、インフラ整備のタイミングや排出事業者との商業的取り決め次第では、早ければ2025年にもCO2圧入が開始される可能性があるとしています。
・UIC Class VI圧入井の許可申請書を提出していること。

これまでに完了した地質調査に基づき、Milestone CarbonはMidland Basinハブには約3,000万トンのCO2を貯留する十分な容量があるはずと推定しています。

詳細は以下をご覧ください。

Milestone Carbonによるプレスリリース
https://www.milestone-es.com/About-Us/News-and-Events/Milestone-Carbon-Announces-Development-of-Carbon-Sequestration-Hub-in-Midland-Basin/

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https://financialpost.com/pmn/business-wire-news-releases-pmn/milestone-carbon-announces-development-of-carbon-sequestration-hub-in-midland-basin