ドイツWintershall Dea、Carbon Catalystから英国のCO2貯留ライセンスの権益10%取得
2023年12月11日
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ドイツのWintershall Deaは、Carbon Catalyst からCO2貯留ライセンスの権益10%を取得し、英国のPoseidon CCSプロジェクトに参入することを発表しました。このライセンスは、PerencoとCarbon Catalystに付与されたもので、オペレーターはPerencoとなっているが、今後はCarbon CatalystとWintershall Deaがプロジェクトのオペレーター以外の役割を担うこととなります。
Wintershall DeaはCamelotのライセンスも取得しており、同社にとって英国で2番目のCCSプロジェクトとなります。なお、Wintershall Deaは合計で北海の3か国で5つの沖合のCCSライセンスの権益を保有しています。 また、Wintershall Deaは、BlueHyNowとCO2nnectNowの 2つのプロジェクトで、ドイツの北海沿岸にあるエネルギーハブWilhelmshavenに貢献しているとしています。さらに、Equinorと共同で、ヨーロッパの産業クラスターと北海のCO2貯留サイトを接続するNOR-GEパイプラインを開発する計画です。Greensandコンソーシアムの主要メンバーとして、2023 年 3 月、INEOSと協力して、ヨーロッパ初の国境を越えたCCS バリュー チェーンの実証(ベルギーからのCO2輸送とデンマーク北海の枯渇油田Nini Westへの安全な貯留)に成功しています。
詳細は以下をご覧ください。
Wintershall Deaによるプレスリリース
https://wintershalldea.com/en/newsroom/pi-23-39