シンガポールSeatrium、船上CO2回収をノルウェーのSolvangの船舶に導入する長期優遇契約を獲得

2024年03月06日

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[Seatriumプレスリリース:2024年2月16日発表]

シンガポールを拠点とする海洋エンジニアリング会社Seatriumは、ノルウェーのSolvang ASAから船上CO2回収を改修により導入するターンキーの長期優遇契約(FCC)を獲得したことを発表しました。

Wärtsiläの7MW CCSシステムを導入するための改修は、今年第3四半期に就航予定のSolvangの21,289立方メートルエチレン運搬船Clipper Erisを対象に実施されます。このプロジェクトでは、アミン洗浄技術を使用して主エンジンからの排気ガス中のCO2の70%を船上で回収、液化、貯蔵するものです。本契約に基づくSeatriumの主な業務範囲には、基本設計、詳細なエンジニアリング、調達、電気システムおよび自動化システムのアップグレード、CO2回収・圧縮/貯蔵システムの統合が含まれます。

詳細は以下をご覧ください。

Seatriumによるプレスリリース

https://www.seatrium.com/assets/releases/20240216-PR_World-%20First-Full-Scale-Turnkey-CCS-Retrofit-from-Solvang.pdf

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https://www.marinelink.com/news/seatrium-secures-worldfirst-ccs-retrofit-511587