英国政府NSTA、CO2貯留のためのガイダンス2件を公表
2024年04月09日
英国政府のNorth Sea Transition Authority（NSTA）は、CO2貯留のためのガイダンスを2件公表しました。
・Guidance for Measurement of Carbon Dioxide for Carbon Storage Permit Applications（CO2貯留許可申請のためのCO2測定ガイダンス）
・Guidance on the content of an Offshore Carbon Storage Permit Applications（沖合CO2貯留許可申請の内容に関するガイダンス）
「CO2貯留許可申請のためのCO2測定ガイダンス」は、圧入するCO2の適切な測定においてNSTAが期待する情報と、それを達成する方法に関する提案を提供しています。圧入流量は、貯留層内のCO2の挙動のモデル化に使用されるため、正確に決定することが重要です。圧入総量に加えて、CO2流の正確な組成も測定する必要があります。
もう一つの「沖合CO2貯留許可申請の内容に関するガイダンス」は、CO2貯留サイト、貯留コンプレックスおよび水理地質ユニットの定義に関する要件により貯留サイトの範囲を明確にし、漏洩を防止/検出するために管理する必要がある領域に焦点を当てています。貯留サイトや周辺地域の定義は、予想されるCO2の移動と封じ込めからの逸脱を明確に識別し、予防措置や是正措置を講じるために必要としています。
詳細は以下をご覧ください。
NSTAによるプレスリリース
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