米国Carbon Americaの極低温CO2回収技術が1,000時間の試験成功

2024年08月27日

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米国のCCS開発企業Carbon Americaは、同社開発の極低温CO2回収技術FrostCC™ が米国アラバマ州WilsonvilleのNational Carbon Capture Center (NCCC)において1,000時間の試験に成功したことを明らかにしました。
 
FrostCC™ は、排気ガスをCO2の昇華温度以下に冷却することでドライアイスとして固体CO2にすることで、ガス混合物から物理的に分離します。この固体CO2を溶解して液体として回収し、圧縮して貯蔵場所に輸送することが可能であるため、水や化学薬品を使用せずに、電気のみで動作することが可能としています。
 
FrostCC™の開発の次の段階は、フルスケール商用製品の実証となります。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Carbon Americaによるプレスリリース
https://www.businesswire.com/news/home/20240806990204/en/Carbon-America%E2%80%99s-FrostCC%E2%84%A2-Technology-Demonstrates-Ultraclean-Carbon-Capture
 
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https://www.eagletribune.com/region/carbon-america-s-frostcc-technology-demonstrates-ultraclean-carbon-capture/article_3361c166-3d63-5f4f-94e5-730ece10c292.html