InCapture、SK earthon、Carbon CQ、オーストラリアのGHG探査許可を取得

2024年08月30日

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オーストラリアのCO2貯留プロジェクト開発事業者であるInCaptureは、オーストラリアのNorth West Shelfに位置するG-15-AP鉱区 のGHG探査許可が付与されたことを発表しました。G-15-APの面積は6,500km²を超え、主要な工業港であるDampierとPort Hedlandからわずか120kmの距離にあります。この取り組みは、オーストラリアだけでなく、東南アジア、韓国、日本にも炭素管理のためのCO2貯留ソリューションを提供するとしています。
 
G-15-APプロジェクトは共同事業であり、InCaptureがプロジェクトの75%の権益を保有し、パートナーのSK earthon Australiaが20%、Carbon CQが5%の権益を保有しています。CO2貯留サイトの特定と評価はInCaptureが実施します。SK earthon Australiaは、韓国のSK Innovationの完全子会社であり、韓国の工業地帯からCO2を回収し、マレーシアに輸送・貯留することを目指すShepherdプロジェクトなど、CCSで豊富な経験を持つとしています。Carbon CQは、オーストラリアのPerthに本社を置き、CCSコンサルティングとプロジェクト開発を専門としています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
InCaptureによるプレスリリース
https://incapture.com.au/incapture-secures-permit-for-carbon-capture-and-storage-assessment-project-on-nw-shelf-australia/
 
SK Innovationによるプレスリリース
https://skinnonews.com/global/archives/18659
 
関連ニュース
https://www.offshore-mag.com/regional-reports/australia-new-zealand/article/55132198/incapture-led-partnership-secure-carbon-capture-permit-offshore-nw-australia
 
https://carbonherald.com/australian-firm-incapture-eyes-large-scale-carbon-storage-project/