米国エネルギー省、CCS関連技術開発を支援する最大5,440万ドルの追加資金を発表

2024年08月30日

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米国エネルギー省(DOE)の化石エネルギー・炭素管理局(FECM)は、CO2を削減する炭素管理アプローチを推進するために、最大5,440万ドルの追加資金を提供することを発表しました。この資金は、産業、発電所、および大気からCO2を回収し、地中貯留または燃料や化学物質などの製品への変換のために輸送する技術の開発を支援するものです。
 
今回の資金提供は以下の分野を対象としています。

  • 有用な製品への変換を伴う点源回収またはDACのための反応性CO2回収技術
  • 天然ガス複合サイクル(NGCC)発電所向けのCO2回収技術のエンジニアリング規模試験
  • 産業プラントの小型で運搬可能なシステムにおけるCO2回収技術のエンジニアリング規模試験
  • 既存(改修)の国内NGCC発電所におけるCO2回収システムのPre-FEED調査
  • 石炭、石炭/バイオマス混焼、または天然ガス原料を使用した水素製造施設におけるCO2回収システムのPre-FEED調査
  • CO2輸送インフラストラクチャの強化:マルチモーダルCO2輸送施設のPre-FEED調査


この資金提供への申請期限は2024年10月14日となっています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
米国DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/fecm/articles/doe-announces-544-million-expand-portfolio-carbon-management-technologies-reduce