米国Harvestone、Bank of AmericaとバイオCCS税制優遇融資契約を締結
2024年09月26日
低炭素バイオ燃料製造業者であるHarvestone Low Carbon Partners, LP(HLCP)は、米国の大手銀行Bank of AmericaとバイオCO2のCCSプロジェクトに対するタックスエクイティ融資契約を締結したことを発表しました。この契約は、バイオCO2の回収、貯留を実施しているHLCPの完全子会社であるBlue Flint Ethanolと、ノースダコタ州Underwood近郊に位置するBlue Flint関連企業に関連するものです。
Blue Flintは、CO2を回収するバイオエタノール製造業者であり、2023年10月から既にすでに125,000トンを超えるCO2を回収・貯留しており、今後、年間20万トン以上のCO2を回収する規模に拡大することが予想されています。
バリュー チェーン全体の所有者であるHLCPは、Bank of Americaが45Q税額控除を適用し、バイオ燃料の精製施設に適用される45Zクリーン燃料税額控除を(利用可能な場合には)受けることができるようにする機会を得たとしています。回収されたCO2は、米国UICプログラムのClass VI圧入井を介して地層に安全かつ永続的に圧入されます。
詳細は以下をご覧ください。
Harvestoneによるプレスリリース
https://www.harvestonelcp.com/story-harvestone-low-carbon-partners-bank-america-close-205-million-carbon-capture-sequestration-tax-equity-financing-375-247776
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https://esgnews.com/bank-of-america-makes-first-of-its-kind-205m-tax-credit-deal-for-carbon-capture-with-harvestone/