米国エネルギー省、Project Tundraのフェーズ1資金として約420万ドル提供

2024年10月18日

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米国エネルギー省のクリーンエネルギー実証局(OCED)は、Dakota Carbon Center East Project LLC(DCC East)が主導し、Minnkota Power CooperativeがスポンサーとなっているCCSプロジェクト「Project Tundra」がフェーズ1の活動を開始するための資金として約420万ドル(連邦政府の総費用負担額は最大3億5,000万ドル)を提供したことを発表しました。
 
DCC Eastは、同プロジェクトにより、ノースダコタ州Center近郊の褐炭火力発電所であるMilton R. Young発電所の2号機からのすべての排気ガスと1号からの一部の排気ガスを処理する商業規模のCCS施設を設置・運用する予定です。このプロジェクトでは、三菱重工業のKS-21溶剤を使用したCO2回収技術を導入し、年間最大400万トンのCO2を回収する予定です。回収されたCO2は、発電所のオンサイト地下に安全かつ永久的に貯留されます。
 
プロジェクトのフェーズ1では、サイト評価の概要と予備的な事業計画を作成し、コミュニティとの計画を開始し、プロジェクトの許可取得手続きを継続する予定です。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/oced/articles/award-wednesdays-september-25-2024
 
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https://knoxradio.com/2024/09/25/funds-awarded-for-project-tundra/