アイスランドでCCU事業を開発するCarbon Iceland始動
2024年11月18日
アイスランドでCCU事業を開発するCarbon Icelandが始動し、アイスランド最大の製錬所であるCentury Aluminum CompanyのNorðurálからのCO2回収に向け準備していることを発表しました。これによりCarbon Icelandは年間100万トン以上のCO2を回収し、アイスランドの漁業や海運業、その他の輸送車両や設備向けの再生可能燃料の生産に利用できるようになるとしています。
このプロジェクトに最適な回収技術ソリューションとして、三菱重工業からの提供を受けるための協議を実施していることも明らかにしています。また、水素製造技術とPower-to-Xに関するノウハウを有するSiemens Energyからエネルギーシステム設計の最適化に関する支援を受けています。
Carbon Icelandは、アイスランドの水産食品会社Útgerðarfélag Reykjavíkurとすでにオフテイク契約を締結しており、今後何年にもわたる同社の工船Guðmundur í Nesi RE-13用の再生可能燃料を確保したとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Carbon Icelandによるプレスリリース
https://carboniceland.is/carbon-iceland-project-launch-turning-co2-from-smelters-into-renewable-fuel-in-iceland/
関連ニュース
https://www.offshore-energy.biz/new-project-for-turning-co2-from-smelters-into-renewable-marine-fuel-launched-in-iceland/