thyssenkrupp Uhde、エジプトのMOPCOのアンモニア・尿素工場にCCU技術を提供する契約

2025年03月05日

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ドイツに拠点を置く化学プラントの設計・建設会社thyssenkrupp Uhdeは、エジプトのMisr Fertilizers Production Company(MOPCO)から、エジプトのDamiettaにある既存の3か所のアンモニア・尿素工場に同社の革新的なCCUソリューションを提供する契約を獲得したことを発表しました。thyssenkrupp Uhdeは、既存のアンモニア生産の排ガスから最大145,000トン/年のCO2を除去し、尿素生産に使用する技術を提供する。CO2排出量をさらに削減するために、再生可能エネルギーで稼働する水電解ユニットから追加のグリーン水素原料も供給される計画です。MOPCO は、年間最大15万トンのグリーン アンモニアを生産する予定です。
 
3か所の既存のアンモニア・尿素工場は、もともとthyssenkrupp Uhdeが2006年~2015年にかけて建設したもので、各工場の生産能力はそれぞれ約1,200トン/日 (mtpd) のアンモニアと2,000mtpdの尿素でした。現在、アンモニア生産能力を強化するために、新たにuhde®アンモニア コンバーター カートリッジを挿入し、工場あたり生産量が150 mtpd増加するとしています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
thyssenkrupp Uhdeによるプレスリリース
https://www.thyssenkrupp.com/en/newsroom/press-releases/pressdetailpage/mopco-to-enhance-sustainable-urea-and-ammonia-production-with-thyssenkrupp-uhde’s-carbon-capture-and-green-ammonia-solutions-295087
 
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https://www.indianchemicalnews.com/technology/mopco-selects-thyssenkrupp-uhdes-carbon-capture-solutions-to-enhance-sustainable-urea-and-ammonia-production-25246