ドイツGEOSTOR、北海ドイツ海域のCO2貯留可能性とリスクに関する中間報告書公表

2025年04月28日

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ドイツのGEOSTORコンソーシアムは、北海ドイツ海域の砂岩層におけるCO2貯留の可能性とリスクを調査する研究プロジェクトの中間報告書を公表しました。
 
この中間報告書は、研究プロジェクトの最初の3年間の成果を示し、CO2海底下貯留を開始する前に解決すべき課題と不確実性を概説するものです。中間報告書では、回収されたCO2はドイツ北海の海底下に貯留することが可能であるが、貯留容量の限界と潜在的な環境リスクを考慮すると、この選択肢は、野心的な気候変動政策を実施しても避けられない残余排出にのみ適用すべきと結論付けています。
 
この中間報告書には、GEOMAR Helmholtz Centre for Ocean Research Kielをはじめとする8つの研究機関とパートナー機関から合計36名の専門家が参加しました。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
GEOSTORによるプレスリリース
https://cdrmare.de/en/2025/04/03/geostor-en/geostor-report/
 
中間レポートの入手先(ドイツ語)
https://cdrmare.de/wp-content/uploads/2025/04/geostor_ergebnisse_phase1.pdf
 
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https://www.heise.de/en/news/Storing-carbon-dioxide-under-the-German-North-Sea-is-possible-10344408.html