US EPA、テキサス州で初となるClass VI坑井許可

2025年05月07日

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米国環境保護庁(EPA)は、Oxy Low Carbon Ventures LLCが申請したテキサス州Ector郡におけるCO2地中貯留のための3つの坑井について、UICプログラムに基づきClass VI坑井の最終許可を発行したことを発表しました。これは、テキサス州で最初のClass VI坑井許可となります。
 
このClass VI坑井許可は、1PointFiveがOdessa市から約22km離れた牧場跡地に建設予定のDACプロジェクト「STRATOS」の一部であり、地下約4,400フィート(約1,340m)の深さに年間約72万2,000トンのCO2を貯留する3つの坑井が対象となっています。
 
「STRATOS」は年間最大50万トンのCO2を回収するように設計されており、2025年に商業運転を開始する予定です。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
US EPAによるプレスリリース
https://www.epa.gov/newsreleases/epa-issues-final-permits-geologic-sequestration-carbon-dioxide-texas
 
1PointFiveによるプレスリリース
https://www.1pointfive.com/news/occidental-and-1pointfive-secure-class-vi-permits-for-stratos-direct-air-capture-facility
 
関連ニュース
https://www.texastribune.org/2025/04/08/texas-direct-carbon-capture-oxy/