INPEX、オーストラリアBonaparte CCSプロジェクトの概念設計を開始
2025年05月09日
INPEXは、オーストラリア北部準州Darwin沖で計画中のBonaparte CCSプロジェクトの概念設計(Pre-FEED)を開始することを発表しました。
INPEXは、パートナーであるTotalEnergies CCS Australia Pty LtdおよびWoodside Energy Ltdを含むBonaparte CCS共同事業体として同プロジェクトの評価を実施しており、エンジニアリング概念の選択と総合的な評価作業を無事に終えたことが背景としています。同評価作業では、1,800km2にわたる三次元地震探査および二つのCCS評価井の掘削が実施され、対象とする鉱区が位置するBonaparte堆積盆地に高品質の塩水帯水層貯留層と安全且つ恒久的なCO2貯留に適した遮へい層が存在することが実証されました。
Bonaparte CCS共同事業体は2030年頃にCO2圧入を開始する計画であり、現在、オーストラリア政府当局によるGHG圧入ライセンスの取得に必要なGHG圧入貯留層認定宣言を行うべく、貯留層評価データの詳細分析を実施しています。
詳細は以下をご覧ください。
INPEXによるプレスリリース
https://www.inpex.com/news/2025/20250417.html
関連ニュース
https://www.gasworld.com/story/offshore-australian-carbon-capture-project-reaches-design-phase/