スウェーデンStockholm Exergi、MicrosoftとのCDRオフテイク契約を拡大

2025年05月21日

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スウェーデンの電力会社Stockholm Exergiは、Microsoftとの恒久的なネガティブエミッションに関する契約を拡大する契約を締結したことを発表しました。
 
Stockholm Exergiは、2024年5月にMicrosoftと2028年から10年間で333万トンの恒久的なネガティブエミッションを提供するオフテイク契約を締結していましたが、今回これを拡大する契約を締結し、合計508万トン(年間約50万トン)となりました。年間納入量としては世界最大規模としています。
 
契約に基づき、Stockholm Exergiは、ストックホルムのVärtanで計画するBECCSプラントでCO2を回収し、ノルウェーのBergen沖の海底下に貯留した上で、非常に高い品質基準を満たすネガティブエミッション証明書(certificates)を発行します。この証明書には、Microsoftと共同で開発した持続可能な森林管理の基準、純削減量の保守的な算定方法、堅牢な監視・報告・検証(MRV)システムが含まれるとしています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Stockholm Exergiによるプレスリリース
https://www.stockholmexergi.se/nyheter/stockholm-exergi-utokar-banbrytande-avtal-om-minusutslapp-med-microsoft/
 
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