英国NSTA、CO2貯留サイト候補の受付を開始
2025年05月30日
英国のNorth Sea Transition Authority(NSTA)は、CO2貯留サイト候補の受付を開始したことを発表しました。
申請前に候補サイトを受付することにより、企業は既に作業を実施している地域に重点を置くようになり、申請の質が向上し、プロジェクト実施までの期間が短縮される可能性が期待されます。候補サイトを提出する企業は、空間データを提出し、プロジェクトの概要を説明する必要があります。これにより、NSTA、Crown Estate Scotland(CES)、およびThe Crown Estate(TCE)は、計画について協議、検討することができます。
候補サイトの提出期間は7月31日に終了します。その後、NSTAはCES、TCE、エネルギー安全保障・ネットゼロ省(ESNZ省)と連携しながら提案を評価し、CO2貯留ライセンスと海底リースを調整し、既存または計画中の風力発電所や潮力発電システムなど、他の沖合利用セクターやユーザーへの影響を最小限に抑える検討を実施するとしています。
詳細は以下をご覧ください。
NSTAによるプレスリリース
https://www.nstauthority.co.uk/news-publications/nsta-asks-for-location-nominations-to-push-forward-on-carbon-storage/
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https://carbonherald.com/uk-seeks-new-north-sea-co2-storage-sites-to-accelerate-net-zero-goals/