三井海洋開発、FPSOへのCO2回収技術搭載のためCarbon Cleanと覚書締結
2025年06月17日
三井海洋開発は、CO2回収技術を開発する英国のCarbon Clean Solution Ltd. (Carbon Clean)と、Carbon CleanのCO2回収技術「CycloneCC」の 浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)への早期搭載に向けた開発の継続に関する覚書を締結したことを発表しました。
CycloneCCは、RPB(Rotating Packed Bed)技術を用いたCarbon Clean独自のCO2回収設備で、小型化による設置面積の削減、低重心化、高さの削減が可能で、揺れによる回収性能の変化が少なく、浮体式設備でも安定した性能を発揮できるという特長を有しているとしています。一方で、FPSOのCO2排出量に適応すべく、CycloneCCの1日当たりの CO2回収能力のさらなる改善が必要としています。
詳細は以下をご覧ください。
MODECによるプレスリリース
https://www.modec.com/jp/news/2025/20250605_pr_CarbonClean.html
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