Heidelberg Materials、ノルウェーBrevikセメント工場におけるCO2回収プラントを操業開始

2025年07月03日

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ドイツのセメント会社Heidelberg Materialsは、ノルウェーで世界初の商業規模のセメント産業向けCCS施設となる「Brevik CCS」が正式に操業開始したことを発表しました。Brevik CCSは年間約40万トンのCO2回収し、これは同施設の排出量の50%に相当するとしています。

Brevik CCSは既に最初のCO2回収、液化、一時貯蔵に成功しています。また、Brevik CCSがCO2輸送・貯留で利用するNorthern Lightsは、6月にØygardenにある中間貯蔵施設への最初の出荷を開始しています。回収したCO2のNorthern Lightsにおける輸送・貯留が開始すると、Heidelberg Materialsは、ネットゼロコンクリートを実現する世界初のCO2回収セメントであるevoZero®を欧州の顧客に提供開始することができます。

詳細は以下をご覧ください。

Heidelberg Materialsによるプレスリリース
https://www.heidelbergmaterials.com/en/pr-2025-06-18

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https://www.bgnes.com/science/the-first-carbon-dioxide-capture-facility-in-the-cement-sector-has-opened-in-norway