INPEX開発のBonaparte CCSプロジェクト、豪政府より重要プロジェクト認定

2025年07月30日

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INPEXは、同社子会社のINPEX Browse E&P Pty Ltd (IBEP)を通じて、Bonaparte CCSプロジェクトがオーストラリア連邦政府より「重要プロジェクト認定(Major Project Status)」を受領したことを発表しました。
 
同社は、2022年よりオーストラリア北部準州ダーウィンの沖合約250kmに位置するBonaparte堆積盆地に広がるGHGアセスメント鉱区G-7-AP鉱区において、パートナーであるTotalEnergies CCS Australia Pty LtdおよびWoodside Energy Ltdと共にBonaparte CCS共同事業体としてBonaparte CCSプロジェクトの評価作業を行っています。
 
「重要プロジェクト認定」は、オーストラリアの産業・イノベーション担当大臣兼科学担当大臣により発表されたもので、Bonaparte CCSプロジェクトが低炭素な未来を支える潜在性を持つことに加え、同国のネットゼロ目標達成における戦略的重要性を有することがオーストラリア連邦政府に認められていることを象徴するものとしています。
 
Bonaparte CCSプロジェクトは、2025年4月に概念設計(Preliminary Front-End Engineering Design/Pre-FEED)を開始しています。現在は、オーストラリア政府からのGHG圧入ライセンスの取得に必要なGHG圧入貯留層認定宣言を行うべく、貯留層評価データの詳細分析を実施していることも明らかにしています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
INPEXによるプレスリリース
https://www.inpex.com/news/2025/20250703.html
 
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https://inspenet.com/en/noticias/australia-declares-bonaparte-ccs-project-a-priority/