Vaulted DeepのCDRクレジット490万トン、Microsoftがオフテイク契約

2025年08月07日

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大気中のCO2を含むバイオマス廃棄物を地下深部に貯留することでCO2除去を実現する廃棄物管理会社Vaulted Deepは、Microsoftとオフテイク契約を締結したことを発表しました。この契約に基づき、Vaulted Deepは同社の廃棄物管理インフラを通じて、12年間で最大490万トンのCO2除去を実現します。この契約は2038年まで有効としています。
 
Vaulted Deepによるアプローチは、既に認可を受けており、測定可能な成果を上げているとしています。貯留対象とするバイオマス廃棄物には、バイオソリッド、堆肥、製紙スラッジ、食品および農業残渣などの汚泥状物質が含まれます。このアプローチは、CO2を恒久的に除去し、メタン排出量を削減し、PFASなどの微量汚染物質を地域環境から排除するのに役立つとしています。
 
Vaulted Deepの方法論は、Isometricによる認証を受けており、1,000年以上の耐久性を保証し、創出される1クレジットは科学的に検証された1トンの恒久的なCO2除去を反映しています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Vaulted Deepによるプレスリリース
https://www.prnewswire.com/news-releases/vaulted-deep-signs-deal-with-microsoft-to-remove-carbon-via-waste-management-infrastructure-302507387.html
 
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