Coastal Bend LNGとSolvanic、電気化学的アミン再生を適用するCO2回収のFEED開始
2025年09月03日
記事カテゴリ:
米国テキサス州のメキシコ湾岸に複数の天然ガス液化・輸出施設を開発するCoastal Bend LNGは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が創設したSolvanicと共同で、電気化学的アミン再生(EMAR)をCoastal Bend LNGの施設において適用し、CO2回収を実施するFEED調査を開始したことを発表しました。
Solvanicは、MITの化学工学部のT. Alan Hatton教授が率いる研究グループが開発したEMAR技術の使用に関するオプション契約を締結しました。このEMAR技術は、CO2回収に用いるアミンを従来の高温蒸気ではなく、電気化学的プロセスを用いて電気で放出するものです。この革新的なアプローチは、CO2回収に必要なエネルギーと資本コストを削減できるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
Coastal Bend LNGによるプレスリリース
https://coastalbendlng.com/coastal-bend-lng-and-solvanic-announce-carbon-capture-feed-study/
関連ニュース
https://carbonherald.com/coastal-bend-lng-and-solvanic-launch-carbon-capture-feed-study/