Deep SkyのDAC商業化センターが運転開始
2025年09月05日
カナダのDAC開発企業Deep Skyは、カナダAlberta州に設立した世界初の炭素除去イノベーション・商業化センターであるDeep Sky Alphaが正式に運転開始したことを発表しました。
Deep Sky Alphaは、Alberta州Innisfailの工業団地に建設され、着工からわずか12ヶ月で運転を開始したことになります。本施設で現在稼働中のユニットには、英国に拠点を置くAirhiveとMission Zero Technologies、そしてケベックに拠点を置くSkyrenuなどによるものです。今年の秋と冬には新たなDACユニットが設置される予定としています。
太陽光発電のみで稼働するこの施設は、年間3,000トンのCO2を回収し、CO2回収と貯留の進捗状況は、独自のソフトウェアを用いて継続的にモニタリングされ、Deep Skyのウェブサイトで公開するとしています。
Deep Sky Alphaが創出するクレジットはすでに先行販売されていますが、クレジットを予約し、購入したい場合には問い合わせが可能としています。
詳細は以下をご覧ください。
Deep Skyによるプレスリリース
https://www.deepskyclimate.com/blog/history-made-deep-sky-alpha-begins-operations-with-north-americas-first-co2-storage-via-direct-air-capture-2
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