Eni、英国のCO2貯留ライセンスの区域で初となる評価井掘削

2025年11月03日

記事カテゴリ:

英国のNorth Sea Transition Authority(NSTA)は、CO2貯留ライセンスを取得した区域において初となる評価井が北海南部のHewettガス田で掘削されたことを発表しました。
 
この評価井はBacton CCSプロジェクトの一環として、EniがCO2貯留ポテンシャルを評価するためのものです。このガス田では、Bactonエリアとテムズ川河口域全体で排出される年間最大1,000万トンのCO2を貯留できると考えられています。
 
Eniは、2025年5月に評価井の掘削作業を開始し、270フィートのコアの採取や窒素圧入試験など、広範囲にわたるデータ採取を実施した後、坑井を密閉、閉鎖しています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
NSTAによるプレスリリース
https://www.nstauthority.co.uk/news-publications/vital-carbon-storage-industry-gains-momentum-with-landmark-appraisal-well/
 
関連ニュース
https://www.newcivilengineer.com/latest/drilling-complete-for-appraisal-well-to-assess-ccs-potential-of-uk-continental-shelf-17-10-2025/