三井物産、タイ沖合Arthitガス田CCSプロジェクトに参画

2025年11月12日

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三井物産は、三井物産100%子会社である三井エネルギー資源開発(MOECO)を通じ、タイの石油ガス会社PTT Exploration and Production(PTTEP)が推進するタイ湾沖合Arthitガス田におけるCCSプロジェクトに参画することを発表しました。
 
本プロジェクトは、タイ初のCCS案件として、2028年の操業開始を目指しています。Arthitガス田はタイ国内向けに、同国内需要の約8%の天然ガスを生産・供給しており、最大で年間100万トンの随伴CO2を貯留できる見込みです。
 
三井物産とMOECOは、2022年に経済産業省事業「令和4年度二国間クレジット取得等のためのインフラ整備調査事業(JCM実現可能性調査及びCEFIA国内事務局等業務)」に採択され、調査を実施しており、これらの成果も踏まえ、本プロジェクトへの参画を決定したとしています。
 
なお、PTTEPは、今年9月にArthitガス田におけるCCSプロジェクトの最終投資決定(FID)を実施しています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
三井物産によるプレスリリース
https://www.mitsui.com/jp/ja/topics/2025/1252243_14877.html
 
PTTEPによるプレスリリース
https://www.pttep.com/en/newsroom/press-releases/1083/pttep-moves-forward-with-thailand-s-first-ccs-project-at-arthit-field-to-advance-the-national-net-zero-goal