Deep Sky、Airbus開発のDAC技術をDeep Sky Alphaに導入

2025年12月10日

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カナダのDAC開発企業Deep Skyは、航空宇宙企業Airbusが開発したDAC技術を、カナダAlberta州InnisfailにあるDeep Skyの施設「Deep Sky Alpha」に導入したことを発表しました。DACユニットは年間250トンのCO2除去能力を備え、わずか8ヶ月の設計・製造期間を経て、先日納入に成功したとしています。
 
このモジュール式DACユニットは、国際宇宙ステーションに搭載されているAirbusの生命維持システムの技術を利用したもので、2023年に市場投入されました。固体アミンベースのフィルターを用いてCO2を回収し、加熱により高濃度CO2を脱着する温度スイングプロセスとともに、モジュールを稼働するエネルギーシステムは、投入エネルギーを回収し、その消費を最適化するような独自設計となっています。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Deep Skyによるプレスリリース
https://www.newswire.ca/news-releases/deep-sky-launches-operations-of-airbus-direct-air-capture-technology-at-canadian-facility-824731831.html
 
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https://carbonherald.com/airbus-launches-novel-dac-system-at-the-deep-sky-alpha-facility-in-canada/