欧州委員会、CDR認証枠組みで初となる方法論を採択
2026年02月10日
欧州委員会は、炭素除去とカーボンファーミング(CRCF)に基づく方法論を3件を定める委員会委任規則(Commission delegated regulation)(C(2026) 553 final)を採択しました。これは、大気からCO2を恒久的に除去するCDR活動を認証する「炭素除去認証枠組み」の自主的な認証方法を示す方法論を定める初めての規則で、認証の明確なルールを設定することで、炭素除去技術への投資を促進し、グリーンウォッシュに対処できるとしています。
新たな委任規則は、技術的成熟度とEUの気候目標への貢献の可能性を基準として選定した以下の3種類のCDR活動を対象としています。
・DACとCO2貯留(DACCS)
・生物起源排出の回収とCO2貯留(BioCCS)
・バイオ炭による炭素除去(BCR)
この委任規則は、欧州議会とEU理事会に送付され、2か月間の審査期間(さらに2カ月延長の可能性あり)を経て、異議がなければ4月上旬に官報に掲載され、その20日後に発効することとなります
なお、以下の2つの方法論も2026年に採択される予定としています。
・カーボンファーミング(農業、アグロフォレストリー、泥炭地の再湿潤化、植林)
・バイオ由来の建設資材における炭素固定
詳細は以下をご覧ください。
欧州委員会によるプレスリリース
https://climate.ec.europa.eu/news-other-reads/news/eu-sets-worlds-first-voluntary-standard-permanent-carbon-removals-2026-02-03_en
CRCFに基づく方法論を定める委任規則(C(2026) 553 final)
https://climate.ec.europa.eu/document/download/96845e08-0311-45b4-b6c0-7040e31d9cd0_en?filename=C_2026_553_1_EN_ACT_part1_v5.pdf
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https://www.brusselstimes.com/eu-affairs/1953261/eu-launches-worlds-first-voluntary-carbon-removal-standards



