欧州委員会、Kairos@Cを支援するベルギー政府の補助を承認
2026年03月16日
欧州委員会は、EUの国家補助規則(State aid rules)に基づき、Air Liquide Large Industry NVとBASF Antwerpen NVによるCCSプロジェクト「Kairos@C」の支援として、ベルギー政府による2億6,000万ユーロ(約416億円、1ユーロ=160円換算)の補助を承認したことを発表しました。
「Kairos@C」プロジェクトは、ベルギーAntwerpにあるAir LiquideとBASFの両社の水素、アンモニア、酸化エチレンを製造する既存工場から排出される温室効果ガス(GHG)を回収することを目的としています。回収されたCO2は、北海にある恒久的な地下貯留施設に輸送されます。
本プロジェクトは、15年間で約2,000万トンのGHG排出削減を見込んでおり、低炭素水素と低炭素アンモニアを製造します。産業規模での統合型の越境CCSバリューチェーンの構築を目指しています。
Kairos@Cプロジェクトは、2020年最初のInnovation Fund公募で採択され、3億6,500万ユーロ(約584億円)を超える助成金を受けましたが、近年の異常なインフレなどの影響でプロジェクト費用が大幅に増加したため、追加支援なしでは開始できない状況となっていました。
詳細は以下をご覧ください。
欧州委員会によるプレスリリース
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_26_583
関連ニュース
https://www.brusselstimes.com/eu-affairs/2016617/eu-okays-e260m-belgian-aid-to-tackle-carbon-emissions-on-industrial-scale



