Wood Mackenzie、データセンター脱炭素化に関する分析レポート

2026年05月21日

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Wood Mackenzieは、データセンターの脱炭素化について分析した新たなレポート「Decarbonizing data centres amid the gold rush for power: viable pathways」を公表し、天然ガス火力発電からのCO2回収がデータセンターの脱炭素化の最短ルートとなることを提言しました。
 
このレポートでは、2030年までに100~200GWの新たなデータセンター容量が必要となる中、天然ガス火力発電からのCO2回収が脱炭素化への最も現実的な道筋となるという結論を示しています。データセンターによる電力需要の短期的な増強に対応できるのは天然ガス火力が中心となる見込みであり、CO2回収により排出量の92~98%を回収可能であり新設の場合でも3~4年以内に導入可能であり、既存の大規模ガス発電設備にも3~5年以内に後付け可能である点を評価しています。
 
米国の複合サイクルガス発電所にCO2回収設備を導入すると、連邦政府の45Q税額控除による優遇措置を考慮するとコストは1MWhあたり15~45ドル上昇し、総電力コストは約115ドル/MWhとなります。
 
詳細は以下をご覧ください。
 
Wood Mackenzieによるプレスリリース
https://www.woodmac.com/press-releases/with-100-200-gw-of-new-data-centre-capacity-needed-by-2030-carbon-capture-on-gas-offers-fastest-route-to-decarbonisation2/
 
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https://solarquarter.com/2026/05/15/wood-mackenzie-says-carbon-capture-is-fastest-decarbonization-path-as-global-data-centre-capacity-demand-reaches-200-gw-by-2030/