三菱電機とVTTフィンランド技術研究センター、DOCシステムの基礎技術開発完了

2026年06月18日

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三菱電機は、VTT Technical Research Centre of Finland Ltd.(VTTフィンランド技術研究センター)と共同で開発を進めてきた、海水を介し大気中からCO2を回収する「Direct Ocean Capture(DOC)」システムの基礎技術開発を完了したことを発表しました。

三菱電機とVTTは、取水した海水に水素イオンを導入して海水の酸性度を一時的に上昇させることで、気体になったCO2を回収する「酸性化アプローチ(acid-DOC)」を採用しており、CO2を固体(鉱物性炭酸塩)で回収する「塩基性化アプローチ(base-DOC)」と比較して、CCSだけでなく、合成燃料や工業原料への変換が容易となり、将来的なCCUの実現にも貢献するとしています。また、海水中に豊富に溶け込んでいる有価資源をCO2回収の過程で抽出する仕組みの開発も進めており、事業全体の収益性の強化にもつながります。さらに、早期の社会実装に向け、海水淡水化プラントや発電所などの海水取水工程を持つ既存の大規模インフラに統合が容易となる最適なシステム構成を重視した開発を進めています。

今後は、沿岸でのフィールド試験に向け取り組みを進めるとともに、新たな協業パートナーを募り、早期実用化および商業化に向けた取り組みを加速するとしています

詳細は以下をご覧ください。

三菱電機によるプレスリリース

https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/pr/2026/0609_co/