Carbon Centric、Rakkestad廃棄物発電プラントのCO2回収から食品グレードの液化CO2を初出荷
2025年10月20日
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ノルウェーの再生可能エネルギー会社であるØstfold Energiの子会社Carbon Centricは、Rakkestad廃棄物発電プラントのCO2回収システムが正式に操業開始し、食品グレードの液化CO2の初のバッチが承認され、顧客に納入されたことを発表しました。これは、ノルウェー政府によるLongshipプロジェクト以外では初となる、ノルウェーのCO2回収プラントとなります。
Rakkestadプロジェクトは、廃棄物発電プラントからCO2を回収し、そのガスをリサイクル可能な食品グレードの原料として、様々な産業に提供するものです。現在、食品安全システム認証であるFSSC 22 000をDNVから取得しています。年間約1万トンのCO2回収能力を備えています。
次に予定されているのは、KirkenærのバイオエネルギープラントからのCO2回収プロジェクト(BECCSプロジェクト)で、Solør Bioenergiと共同で、年間約32,000トンのバイオ起源CO2回収を目指しています。Kirkenærプロジェクトは、2028年からCO2除去証書(CDR証書)の発行を開始する予定です。
詳細は以下をご覧ください。
Carbon Centricによるプレスリリース
https://www.carboncentric.no/en/post/a-global-first-launches-in-rakkestad
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https://carbonherald.com/carbon-centric-delivers-first-food-grade-co2-from-rakkestad-plant/