オランダ、Port of Rotterdam AuthorityがCO2回収・輸送のためのインフラ整備の実現可能性調査を実施
2017年11月08日
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Port of Rotterdam Authorityのプレスリリースによると、回収したCO2は最終的に北海の枯渇油ガス田に貯留できるように計画しているとのことです。また将来的には園芸農業やその他の産業にも利用することを見込んでいるようです。
この実現可能性調査は2017年末までに完了する予定で、前向きな結果となった場合には、さらなる詳細(設計、管理、法的責任、ビジネスケース等)について検討されることとなります。
投資判断は2018年中に行い、2020年までに操業可能とする目標のようです。
また、2020年以降には年間200万トンのCO2を貯留し、2030年までには最大500万トンのCO2を貯留できるようにすることを目指しています。
(2015年のRotterdamの産業部門からのCO2排出は合計で約3000万トン)
ロッテルダム港で計画されていたROADプロジェクトは、6月末に事業主体の撤退により中止されましたが、Port of Rotterdam AuthorityはCCS実現の可能性を引き続き探求することを表明していました。
詳細は以下をご覧ください。
Port of Rotterdam Authorityによるプレスリリース
https://www.portofrotterdam.com/en/news-and-press-releases/port-authority-gasunie-and-ebn-studying-feasibility-of-ccs-in-rotterdam