GassnovaとStatoil、ノルウェー大陸棚におけるCO2貯留開発のためのCO2一時受け入れターミナル(陸域タンク)の場所を決定

2017年11月14日

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GassnovaとStatoilは、ノルウェー大陸棚におけるCO2貯留開発のために必要となる陸域のタンクを建設するCO2一時受け入れターミナルの場所を、西ノルウェーのCCB Kollsnesの施設内とする決定をしたことを公表しました。

StatoilおよびGassnovaのプレスリリースによると、この決定は、安全、技術、商業的条件と費用、拡張の実施可能性を総合的に評価した結果であるとしており、プロジェクト前進のための重要なマイルストーンを達成したとしています。

なお、この陸域のCO2一時受け入れターミナルを含め、フルスケールのCCSプロジェクトの建設は、2019年に予定されているノルウェー議会からの前向きな投資判断があることが条件となります。

このプロジェクトは、東ノルウェーの陸域の産業プラントからCO2を回収し、船舶で西ノルウェーの一時受け入れターミナルまで輸送し、その後、パイプラインで海底下1000〜2000mの貯留層まで圧入する計画です。

詳細は以下をご覧ください。

Statoilによるプレスリリース
https://www.statoil.com/en/news/ccb-kollsnes-selected-co2-terminal.html

Gassnovaによるプレスリリース
http://www.gassnova.no/en/ccb-kollsnes-selected-for-co2-receiving-terminal

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http://www.energy-business-review.com/news/gassnova-statoil-finalize-receiving-terminal-for-norwegian-co2-storage-project-101117-5969148