米NETLがAir Productsと共同で実施する水素製造工場からのCO2回収が400万トンに到達
2017年12月01日
米国のエネルギー省(DOE)のNETLは、Air Products and Chemicals Inc.と共同で実施しているCO2-EORプロジェクトにおいて、回収したCO2が2017年9月で400万トンに達し、CO2-EORによって石油生産が年間160万〜310万バレル増加したと公表しました。このプロジェクトは、米国テキサス州のPort Arthurにある水素製造工場からCO2を回収し、EORに利用しています。
NETLのプレスリリースによると、このプロジェクトにより米国内の精製用途の水素市場が拡大され、年間約400万トンと見積もっています。また、Port Arthurの2つのプラントにおける水蒸気メタン改質による水素製造は、水素市場の4.3%を占めるとしています。
詳細は以下をご覧ください。
NETLによるプレスリリース
https://www.netl.doe.gov/newsroom/news-releases/news-details?id=4acd9e8d-d299-4539-afb8-9873764de246
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https://www.gasworld.com/air-products-project-reaches-new-milestone-/2013844.article