UCLAのチーム、NRG COSIA Carbon XPRIZEのための進捗披露に向け準備
2019年08月21日
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のチームであるCarbon Upcycling UCLAは、NRG COSIA Carbon XPRIZEコンペティションの最終ラウンドに向け、その進捗を披露する準備をしていることを公表しました。Carbon Upcycling UCLAは2020年2月に、ワイオミング統合テストセンターにおいてそのシステムの産業規模の実証試験を実施する予定です。本チームの実証試験は米DoEより190万ドルの助成を受けています。排出されるCO2を商業製品へ転換する技術を対象としたNRG COSIA Carbon XPRIZEコンペティションは、2020年に完了する予定であり、石炭と天然ガスを対象とする各1チームが選ばれ、750万ドルの賞金が授与されます。Carbon Upcycling UCLAは、最終ラウンドに進んだ10チームの1つです。
Carbon Upcycling UCLAは、石炭火力発電所から排出されるCO2を、チームが商標登録した「CO2Concrete」と呼ばれるコンクリートブロックに転換する計画です。30日以上システムを運用し、1日当たり最大10トンの生産を目標としています。
コンクリートブロックは、その後、実証の建設計画で使用される予定です。
詳細は以下をご覧ください。
UCLAのプレスリリース
https://samueli.ucla.edu/ucla-carbon-capture-team-preparing-for-industrial-demonstration/
関連ニュース
https://www.gasworld.com/ucla-team-recognised-for-carbon-capture-technology/2017620.article