米国DOEのエネルギー高等研究計画局、FLECCSプログラムに最大4,300万ドルの資金提供 <br />

2019年12月04日

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米国DOEのエネルギー高等研究計画局(Advanced Research Projects Agency-Energy(ARPA-E))は、変動性の高い再生可能エネルギー(VRE)が普及する環境において、発電がグリッドの状態に対応できるようにするCCS技術を開発するために、 FLExible Carbon Capture and Storage(FLECCS)プログラムに対し最大4,300万ドルの資金提供をおこなうことを発表しました。

FLECCSプログラムは、電力システムの脱炭素化に取り組む技術の開発を目指しており、特に、風力や太陽光などのVRE電源(variable renewable energy )の普及に伴う、CCSの設計、操業、および商業化の複雑性に焦点を当てています。

FLECCSプログラムは、既存の発電所の改修に加え、炭素を含む燃料による発電を備えた新しいシステムを開発します。

プログラムのフェーズ1では、VREグリッドの柔軟性を実現するCCSプロセスの設計と最適化に焦点を当てます。フェーズ2では、CCSシステムに関連する技術的なリスクとコストを削減するために、建築部材、ユニット操業、および小規模なプロトタイプシステムの構築に焦点を当てます。

詳細は以下をご覧ください。

米国DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/articles/department-energy-announces-43-million-develop-carbon-capture-and-storage-technology