Newcastle Universityの研究者ら、新しい自己組織化CO2分離膜を開発

2020年05月13日

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英国のNewcastle Universityの研究者らは、新しい自己組織化CO2分離膜を開発し、その成果を学術誌Energy & Environmental Scienceで公表しました。

Newcastle UniversityのMcNeil氏とMutch氏が率いる研究チームが開発したのはCO2とO2の透過によって分離膜内にある銀の樹枝状晶の自己組織化を促進する新しい溶融炭酸塩CO2分離膜です。銀の自己組織化を促進することで、時間経過によるCO2フラックス低下を抑制することができたとしています。
同研究チームは使用する銀の量を少量とし、分離膜生産コストの大幅な削減も可能としたとも述べています。

詳細は以下をご覧ください。

論文の入手先
“Dendritic silver self-assembly in molten-carbonate membranes for efficient carbon dioxide capture”
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2020/ee/c9ee03497h#!divAbstract

Newcastle Universityによるプレスリリース
https://www.ncl.ac.uk/press/articles/latest/2020/05/self-formingmembranetoprotectenvironment/

関連ニュース
https://www.gasworld.com/self-forming-membrane-developed-for-carbon-capture/2019029.article