LafargeのセメントプラントからCO2を回収し、燃料や化学品製造に利用するC2PATプロジェクト(オーストリア)を共同実施するMOUを締結
2020年07月08日
Lafarge Zementwerke(LafargeHolcim Group)、OMV、VERBUND、Borealisが、オーストリアのLafargeのセメントプラントからCO2を回収し、合成ガスやプラスチック、その他の化学品の製造に利用するプロジェクトを共同実施する了解覚書 (MOU)を締結したことを公表しました。“Carbon2ProductAustria”(C2PAT)と称するプロジェクトの目的は、分野横断的なバリューチェーン構築と、2030年までにオーストリアのMannersdorfセメントプラントで年間70万トンのCO2 (排出量のほぼ全量) を回収するフルスケールのプラントを稼働させることです。 このプロジェクトは3つのフェーズに分かれており、フェーズ1でプロジェクト開発やビジネスモデルを検討した後、2023年までにフェーズ2としてパイロットプラントの開発等が予定されています。
詳細は以下をご覧ください。
Borealisによるプレスリリース
https://www.borealisgroup.com/news/lafarge-omv-verbund-and-borealis-join-hands-to-capture-and-utilize-co2-on-an-industrial-scale
関連ニュース
https://www.chemengonline.com/austrian-consortium-unveils-major-decarbonization-project-focused-on-co2-capture-green-hydrogen/