スコットランドのビール醸造所Tennent CaledonianがCO2回収・再利用設備を導入

2020年08月19日

スコットランドのビール醸造所のTennent Caledonian(Tennent’s)が、ビール醸造の発酵プロセスから生じるCO2を回収し、自社ビールの炭酸化に再利用する設備を導入したことを複数のメディアが報じています。

Glasgow Timesの記事によると、Tennent’sが導入したのは25トン×2のCO2回収タンクで、年間4,200トンのCO2回収能力があります。260万ポンドの本設備は9月に完全稼働する予定で、スコットランド最大のCO2回収設備になるとしています。また、Tennent’sはこれまでイングランド北部からCO2の供給を受けていましたが、本設備により、95%以上のCO2を自給自足することができるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

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https://dailybusinessgroup.co.uk/2020/07/carbon-plant-puts-tennents-on-track-for-self-sufficiency/

https://www.glasgowtimes.co.uk/news/18592478.tennents-commits-sustainability-new-carbon-capture-facility/

https://www.glasgowlive.co.uk/news/tennents-installs-new-carbon-capture-18622432

https://www.thedrinksbusiness.com/2020/07/tennents-lager-starts-work-on-2-6m-carbon-capture-plant/