米国NETL、CO2回収のための新たな膜素材製造手法を開発

2020年09月17日

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米国NETLの研究者らは、用途に合った安価な膜を製造し、大量の排ガス中の窒素とCO2をより効果的に分離する方法を開発しました。NETLのプレスリリースによると、特性が異なる複数の膜コンポーネントを単一の高性能材料に化学的に結合し、膜分離で課題となっていたCO2の選択性と透過性の課題を解決するとしています。本研究の成果を示す論文は、学術誌Cell Reports Physical Scienceに掲載されています。

詳細は以下をご覧ください。

論文の入手先
「Custom Formulation of Multicomponent Mixed-Matrix Membranes for Efficient Post-combustion Carbon Capture」
https://www.cell.com/cell-reports-physical-science/fulltext/S2666-3864(20)30112-0

NETLによるプレスリリース
https://netl.doe.gov/node/10048

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https://www.gasworld.com/netl-developing-carbon-capture-technologies/2019698.article