三菱商事と米国Denbury、CCUSを実施する条件に合意

2021年10月04日

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三菱商事は、米国メキシコ湾岸においてアンモニア(燃料用途)の製造設備からCO2を回収し、CCS/CO2-EORを実施するため、米国のDenburyの100%子会社であるDenbury Carbon Solutionsを通じて、その主要条件に合意致したと公表しています。三菱商事は2020年代後半に、米国メキシコ湾岸で年間100万トンの燃料アンモニアを製造し、日本市場へ輸出することを目指しています。

今回の条件合意は、同アンモニア製造設備から回収されるCO2の利用・貯留に関するもので、年間で最大180万トンが想定されています。回収されたCO2はDenburyによりEORに利用、あるいは今後同社が開発するCCSにおいて地中貯留される計画となっています。想定契約期間は20年で、契約期間の延長も含め今後協議するとしています。

詳細は以下をご覧ください。

Denburyによるプレスリリース
https://www.denbury.com/investor-relations/press-releases/press-release-details/2021/Denbury-Executes-Term-Sheet-with-Mitsubishi-Corporation-for-CO2-Transport-and-Storage-from-Ammonia-Project/default.aspx

三菱商事によるプレスリリース
https://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2021/html/0000047783.html