米国DOE、RCSPの後継イニシアティブとなるRegional Initiativesを構成する4つのプロジェクトに、合計2,000万ドルの資金提供

2021年10月20日

米国エネルギー省（DOE）は、CCUSの地域規模での展開を加速するために取り組む4つのプロジェクトへ、合計2,000万ドルの資金提供をすると発表しました。米国四つの地域を代表するこれらのプロジェクトは、”Regional Initiatives to Accelerate CCUS Deployment （Regional Initiatives）”と呼ばれています。これはDOEの Regional Carbon Sequestration Partnership （RCSP）Initiativesの下で資金提供された先行プロジェクトの取組を継続しており、地中貯留技術を検証し、CO2の回収と貯留の商業化を支援する取り組みを支援するものとしています。

Regional Initiativesは学術界、非政府組織、業界のリーダー、地方自治体および州政府とを結ぶ大学主導のパートナーシップとなっており、以下のRegional Initiativesの各主要組織にそれぞれ連邦資金約500万ドルが授与されました。
•　Battelle Memorial Institute：
Regional Initiative to Accelerate CCUS Deployment in the Midwestern and Northeastern USAプロジェクトを主導
•　New Mexico Institute of Mining and Technology：
Carbon Utilization and Storage Partnership of the Western United Statesプロジェクトを主導
•　Southern States Energy Board ：
Southeast Regional Carbon Utilization and Storage Partnershipプロジェクトを主導
•　University of North Dakota Energy and Environmental Research Center：
Plains CO2 Reductionプロジェクトを主導

詳細は以下をご覧ください。

米国DOEによるプレスリリース
https://www.energy.gov/articles/doe-awards-20-million-help-states-deploy-carbon-capture-and-storage