カナダHuron Clean Energy、DAC由来CO2から輸送用燃料を生産する大規模商用プラントの予備設計を開始

2021年10月25日

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カナダのクリーンエネルギー会社であるHuron Clean EnergyとそのパートナーであるUpper Nicola Band、Oxy Low Carbon Ventures、Carbon Engineeringは、大気中のCO2から輸送用燃料を生産する大規模な商用のプラントをBritish Columbia州に建設するため、予備設計を開始したと明らかにしています。

この大気中のCO2から輸送用燃料を生産するプラントは、Carbon EngineeringのDAC技術及びAIRTOFUELS™技術を利用して、大気中のCO2を回収し、年間最大1億リットルの超低炭素燃料を供給できる計画となっています。British Columbia州の水力発電を動力源とするこのプラントは、大気中のCO2と水素を組み合わせて、ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料などの再生可能な燃料を生産するとしています。このプラントの建設は2023年に着工し、その3年後の操業開始を目指しています。

詳細は以下をご覧ください。

Huron Clean Energyによるプレスリリース
https://www.huroncleanenergy.com/news/engineering-begins-on-large-scale-commercial-facility-in-canada-to-produce-fuel-from-air

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https://www.alaskahighwaynews.ca/fort-st-john/carbon-capture-biofuel-plant-planned-for-bc-4514944