CEMEX、ドイツのセメント工場におけるCO2回収のFEEDをCarbon Cleanに委託

2021年11月09日

記事カテゴリ:
メキシコに本社を置くセメント会社のCEMEXは、ドイツにある同社のRüdersdorf工場におけるCO2回収プロジェクトのFEED研究を、Carbon Cleanに委託したと明らかにしています。

このプロジェクトの初期段階では1日あたり100トンのCO2を回収し、これを再生可能エネルギーにより製造した水素と組み合わせて、他の産業で使用可能な合成炭化水素を生成することを目指しています。
その後、CO2回収量を1日あたり300トン増やし、専用パイプラインから供給される水素を使用する計画となっています。 これらの段階の計画は、すでにドイツ国内及びヨーロッパからの資金提供を受ける申請を提出しており、2026年までに操業が開始する見込みとなっています。

最終的には、1日あたり2,000トンのCO2回収まで規模を拡大する方法を調査する計画があるとしています。

詳細は以下をご覧ください。

Carbon Cleanによるプレスリリース
https://www.carbonclean.com/media-center/news/cemex-carbon-capture-project?hsLang=en

関連ニュース
https://www.worldcement.com/europe-cis/01112021/cemex-and-carbon-clean-to-work-on-carbon-capture-project-in-germany/